あなたの音、「伸び」のびしてますか?【音楽講座 技術編#1】

こんにちは、よっしーです。
音ブロックやplaysoundで音楽を作る際に必ず悩む「音の伸ばし方」。今この記事を読んでいるあなたも、これで困ったことありませんか?
そこで今回は、自分流の音の伸ばし方を紹介していきます。もちろん音の伸ばし方にはいろいろな方法があるかと思いますが、よっしーが使う方法の一つなんだな、と思って読んでいただけると幸いです。

僕の知識の関係で、今回の解説では/playsoundコマンドを使っていきますが、音ブロックにも使えるテクニックです!ぜひご覧ください。

理論はいらないよ!方法だけ教えて!という方は、以下のリンクからスキップしてくださいね。


音の連続.1
音の連続.2
低音を使う
シンバルに応用しよう

そもそも何が難しいの?

前提として、/playsoundコマンドでは「音を伸ばす」ということができません
/playsoundコマンドの構文を見ると、「音程」と「音量」しか、コマンドを使って設定できるオプションが無いのです。

/playsound [音の種類] [対象] [場所 x y z] [音量] [音程] [最低音量]

([ ]内は任意の数値など/入力時[ ]は不要)

そのため、音を伸ばすには何かしらの工夫が必要になってきます。実際、音を伸ばすというのは多くの音ブロ勢、コマンド勢が苦戦するところでもあります。(たぶん)

これらの対策には、作っている方々それぞれの作り方や流儀などがあると思いますが、ここでは僕がよく使う手法を2つ紹介します。

1.音を連続させる

1つ目は、コマンドを連続させて置き、疑似的に音が伸びているようにする方法です。
↓イメージとしてはこのような感じです。

これは単純に音を並べただけなのですが、なんとなく「1つの音が伸びている」ように聞こえなくもないですね。
とはいっても、これではなんだか違和感がありますよね。これを解消していきましょう。

音量を変えよう

まず、音量の変化で考えると、楽器は2種類に分けられます。一つは「音量が徐々に小さくなる楽器」、もう一つは「音量が変わらない楽器」です。


前者は、ピアノやギターなどの楽器です。これらは、一度音を出すと弦などの振動で音が伸びます。しかし弦の振動は摩擦や空気抵抗などで徐々に小さくなっていくので、それに従って音量も小さくなっていきます。
後者は、トランペットやバイオリンなどの楽器です。これらは息や腕の動きなどで音を出すため、継続して同じ音量にすることができます。


楽器にはこの2種類があるので、マイクラでも2種類の音の再現をしてみましょう。

ラッパ系

まずは「音量が変わらない楽器」です。
先ほどの動画では、全ての音の大きさが同じでした。しかし、きれいに音が伸びているようには聞こえませんでしたね。
理由として考えられるのは、「一音ずつの主張が激しい」ということです。一つ一つの音が全く同じ音量なので、ただ8個の音符が連続して鳴っているように聞こえてしまうのです。
そこで、少し音量調節をしてあげましょう。一番主張したい音(この場合は1音目)以外の音量を半分にしてみます。
コマンドは以下の通りです。

一つ目
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 1 0.70

二つ目以降
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 0.5 0.70

↓これを実際に鳴らすとこのようになります。

なんとなく音のゴツゴツした感じがなくなり、なめらかに伸びている感じがしますね。
要約としては、1つ目の音を大きく鳴らし、2つ目以降は小さくする、というイメージです。

ピアノ系

次は「音量が徐々に小さくなる楽器」です。これは先ほどのラッパ系にひと手間加えるだけでできます。
音が徐々に小さくなればいいのですから、このまま少しづつ小さくしていきましょう。
コマンドは以下の通りです。

一つ目
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 1 0.70

二つ目
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 0.5 0.70

三つ目
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 0.45 0.70

四つ目
/execute @a ~~~ playsound note.harp @s ~~~ 0.4 0.70

…とこのような感じで、音量を少しずつ小さくしていきます。

↓そしてこれを16個作ると、このようになります。

先ほどの動画より、音の長さを2倍にしてみました。音がきれいに伸びているように聞こえますね。
音量は適宜調節して、なめらかに聞こえるようにしましょう。(割と面倒ですが…(;’∀’))

2.低音を使う

※これは音ブロックでは少し難しい方法かもしれません。ご了承ください。
音ブロックやplaysoundの音程は自由に変えられますよね。ですが、実はあれは音程を変えているのではなく、音の速さ」を変えているのです。
映像を早送りすると音が高くなり、遅回しにすると音が低くなるというイメージがあると思いますが、マイクラはまさにその現象を使って音程を変えています。ですので、低い音は必然的に長い音になります。(音をゆっくり再生しているためです。)

試しにドの音で確認してみましょう。

左は通常のド、右は2オクターブ低いドです。左は「ポン」と短く鳴っているのに対し、右は「ボ~~ン…」と長く鳴っていますね。
この方法は、1つの音を伸ばしているので音がとてもなめらかに伸びるのですが、デメリットもあります。もうお察しかと思いますが、「低い音しか出せない」ということです。
この方法でメロディ等を作るのは難しいですので、ベースを作る時などに活用してください。使いどころは難しいですが、使いこなすととてもきれいな音楽を作れますよ。

シンバルに応用しよう

1つ目の「音を連続させる」方法は、パーカッションにも応用することができます。その代表例がシンバルです。
マイクラにはシンバルの音がないので通常は作れませんが、この方法を応用するとそれっぽい音は再現することができます。

↓こちらが実際に作った例です。

これ単体ではあまりシンバルには聞こえませんが、音楽に組み込むと結構いい感じに聞こえてきますよ。

おわりに

僕も音楽を作っている身ですので、最後に少し宣伝を…(おい)。

これは僕が以前作った音楽ですが、この記事で紹介した方法が全て使われています。
「音を連続させる」は1:27あたりで、サビの終わりを伸ばしています。歌パートなので、ビブラートを意識して音量を交互に大きくしたり小さくしたりしてみました。その結果変になりましたがね。
「低音を使う」は、サビの部分のメロディ以外の音に使っています。「ジャン、ジャン」と鳴っている音はなるべく低音にして、音の厚みを作るようにしました。
「シンバルの応用」は1:02あたりに使っています。盛り上げる場面なので、少しずつ大きくしています。

このように、今回紹介した方法はいろいろな場面で活用できる方法だと思っています。ぜひこれらを使って、素晴らしい音楽を作り上げてくださいね!
それでは今回はこの辺で。お疲れ様でした!


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更新をお待ちください。